低位株にもいくつかのタイプがあります。
今回はそれらの中で、値動きに周期的なパターンをつくる銘柄、
名付けて「パターン銘柄」の攻略法を述べたいと思います。
この「パターン銘柄」の攻略は、低位株投資の王道になりますので、
しっかり身につけましょう。
パターン銘柄の攻略法
値動きにパターンがあるということは、
株価の上限、下限がある程度みえるということです。
株価の上限、下限がみえるということは。。。
そう、下限に近い株価のときに買い、
上限に近い株価のときに売ればいいのです。
至ってシンプルです。
では、なぜそのような値動きのパターンができるのでしょうか。
以前「低位株のメリット」の中で
(3) 株価が安いので下値不安が少ない
というメリットを紹介させていただきました。
元々安い株価です。
株価が下がるにしても、ある水準まで下がると
それ以上は下がりにくいのです。
したがって、底値は限定されてきます。
また、一方、
上値も、その銘柄の業績や、財務状況を全く無視した水準まで上がることはありません。
したがって、上値も限定されてきます。
こうやって、株価のパターンが形成されるのです。
実際の銘柄で見てみると
例えば、以前紹介した
6822 大井電気
のチャートを見てみましょう
最近はアベノミクス相場で若干上昇傾向にあるものの、
これまでの値動きを見ると、
125円前後で底を打ち、
225円前後で天井となる
典型的なパターン銘柄となっています。
ではどうやってパターン銘柄を見つければいいの?
という質問が飛んできそうですね。
基本的には、これまで紹介した指標をチェックして
地道に低位株をスクリーニングし、
チャートを見ていくしかありません。
大井電気をスクリーニングしたときの記事はこちら
しかし、そのような地道な作業の先には
お宝のような銘柄がきっと待っているでしょう。
くれぐれも、投資は自己責任で。。。