前回低位株をいつ売るか紹介させていただきました。
さあ、いよいよ保有株を売って、
利益を確定させる時がやってきました。
売るまではあくまで含み益でしかありません。
含み益など泡のようなもの。いつ消えてしまうかわかりません。
売って初めて利益として確定するのです。
低位株の特徴として以前
(4) 値上がりしたときの上昇率が高い傾向がある
(7) 買い集めにより意外高になることがある
(8) 発行株数が少ないためいったん好材料が出ると値上がり率がダントツに違う。
(10) 発行株数が少ないので需給が崩れやすい。(株価は需給で決まる)
(11) 市場参加者が限られる値嵩株にくらべて需給が崩れやすい
を挙げさせていただきました。
低位株が値上がりしているときは需給が崩れていることが多いです。
需給が崩れて値上がりしているということは、
需要が供給を上回っている状態です。
つまり、売玉より買玉が圧倒的に多い状態です。
1.目標株価に到達した場合
基本的に全株速やかに売りましょう。
成り行き注文で全株売ってしまって構わないでしょう。
ただ、注文を出す前に板はチェックしましょうね。
買い玉が売り玉を圧倒的に上回っている状況であることをチェックしてください。
単発の高値指値買いしかないときは、
売買はその株数に抑えましょう。
ホントは板の画像があったらわかりやすいんですけど。。。
そんな板の時は売買に忙しくて
画像のキャプチャーなんてしてられません。
2.値上がり率でアラートが来た場合
目標株価にはまだ到達していないけれど、値上がり率30%越してきた。
すなわちストップ高となった。
または、目標株価を設定していなかった。
この場合は半分売りましょう。この場合も成り行き売りです。
売る前の板のチェックも忘れずに。
まだ上がるかもしれない?
確かにそうです。
でも30%勝っただけでも十分成功です。
例えば5000株持っているとします。
3000株は潔く売りましょう。
残した株。
上記の例で行くと2000株ですが、
この株は遊びましょう。
翌日以降も値上がりが続くか、本日限りの急上昇だったのか。
誰にも分かりません。
イチかバチかの賭けです。
ワクワクしますね。
上がれば、ある程度お付き合いしてみて、成り行き売りしましょう。
この株を売ると決めた時は、朝一番の寄付きで注文を出してください。
翌日下がれば、即座に成り行き売りしましょう。
この注文はザラ場でも結構です。
こうして売却して初めて、利益が確定します。
そうそう、言い忘れていましたが、
必ず売買の記録はつけましょう。
いつ、どの銘柄を、いくらで買ったのか。
いつ、どの銘柄を、いくらで売ったのか。
儲けはいくら。損失はいくら。この一年の累計は?
くらいはExcelでチャチャっと記録しておきましょう。
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