【リベンジ】驚きの低位株スクリーニング手法

低位株スクリーニングの実際

今回は

株価300円以下
時価総額20億円以下
PER16.5以下
PBR1以下

の条件でスクリーニングをしてみたいと思います。

財務指標の解説もせずにスクリーニング手法の紹介をしているくらいですので、
今回もかなり駆け足で紹介させていただきます。
基本的な流れは「驚きの低位株スクリーニング手法」を参考にしながら、

読んでいただければと思います。

一次スクリーニング

まずは一次スクリーニングです。


該当する銘柄を抽出した結果がこちらです。

これをExcelに貼り付けます。

二次スクリーニング:四季報情報のチェック

あとは銘柄ごとに手作業で四季報を見ていきます。
以下の点をチェックします
1.営業キャッシュフローはプラスか?
2.現金同等物と時価総額の関係

現金同等物が時価総額を上回っていれば、その銘柄は割安なまま放置されていると判断できます。
チェックの結果、とりあえずOKになったのが、

17.昭和鉄工
25.インタートレード

です。
この二つの銘柄について、
・営業利益
・経常利益
・最終利益
・利益剰余金
・資本金
・発行株数
・浮動株比率
・自己資本比率
を調べました。
その結果、
インタートレードは、赤字決算の年度が多い割に自己資本比率が74.3%とあまりに高いので
投資不適格と判断しました。

三次スクリーニング:チャートチェック

5953昭和鉄工。2017年に10株→1株の株式併合が実施されるまでは、立派な”低位株”でした。。。

残った昭和鉄工は5年月足チャートをチェック。

過去五年間に爆発的に高騰したことが無いこと。
現在の株価は高値圏であること。
を確認しましたので、投資不適格と判定しました。
またしても投資対象となる銘柄が残りませんでした。
やはり時価総額の制約をかけていることがネックになっているのでしょうか?
ここはあまり重要なポイントではないので、この制約を外して

次回株価300円以下
PER16.5以下

で次回、再リベンジを図りたいと思います。

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