前回の「【低位株スクリーニング】営業キャッシュフローはプラス」に引き続き、
スクリーニングで使用する財務指標の解説をしたいと思います。
今回紹介する財務指標は、「現金等」です。
これはなんとなくイメージ湧きますよね!
現金等・現金同等物とは
現金等(現金同等物)とは
現金・預金(普通預金ならびに当座預金)
3ヶ月以内の短期投資(定期預金等)
を指します。
「【低位株スクリーニング】営業キャッシュフローはプラス」では、
キャッシュフローで「カネ回り」をチェックしましたが、
今回の現金等とは、要するに「持ちガネ」を表します。
前回キャッシュフローの重要性を繰り返し述べましたが、
今回の「現金等」はそれこそキャッシュフローの源泉です。
「現金等」指標の使い方
これが多ければ多いほど良いわけですが、
どの程度あればよいのでしょうか?
その指標として、時価総額との比較で見る方法があります。
今回もいきなり出てきましたね。
時価総額とは何でしょうか?
時価総額とは
時価総額 = 発行済み株数 × 株価
です。
企業の株式市場における価値・評価を測る指標として用いられます。
現金等と時価総額の関係をチェック
さて、現金等の説明に戻りますが、
どれだけ現金等を持っていればよいかでしたね。
ズバリ、
現金等 ≧ 時価総額
となっている銘柄を探します。
この大小関係の意味が分かるでしょうか、
ある企業が、その企業が持っている「持ちガネ」以下の評価しかされていない。
ある意味、「不当に安い株価」をつけられているということです。
この銘柄の株価は「不当」に安く評価されている!と怒ってもいいですが、
そこは、それ。
わたしたちは投資家です。
投資家は、安く買って、高く売る。
不当だろうがなんだろうが、安いものはありがたく買わせていただきましょう(笑)
まとめ
この記事では、現金等の説明をさせていただきました。
いかがでしたか?
よくわかったでしょうか。それともイマイチ?
ひきつづき、スクリーニングに使用する財務指標を説明していきます。
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